ありがとうねベル。

一昨日の5月2日は早退をさせてもらって、

夕方ベルと病院へ行きました。

よだれがすごく出て苦しそうなのと、

少し後ろ足に痙攣が出てたので相談をしたところ

よだれは吐き気が強いせいなので吐き気止めと、

歯肉炎がひどくなっているので抗生剤を注射していただいて

帰宅しました。

家に着いてからは、吐き気が治まったからか

すごく元気になって、1週間ぶりにニャーと3回鳴いてくれました。

脱水がひどかったので皮下輸液もして、

夜は上半身を持ち上げてキョロキョロしてたので

この調子だと、あと1週間はいけるか!?と喜んでました。

とくにかく、久しぶりに目がキラキラしていたのです。



しかし昨日 5月3日の朝朝ご飯を食べてるときに

またちいさく鳴き始めて、

だんだん声も大きくなってきて様子がおかしくなってきました。

しばらく抱っこして、ダッシュで用事を済ませると

もうそこからは苦しそうになってきたので

ソファで体をさすりながら声をかけ続けました。



お昼前から少しずつ口呼吸をするようになってきたので

いよいよかなと覚悟をしました。

ネコは通常鼻呼吸なので、口で呼吸するようになったら

だいぶ息苦しいそうです。


13:30くらいから大きく息を吸ったあと

体を1回痙攣させるようになって、

何度も鳴いて大きく呼吸をして、

最期に1回大きく息をすって痙攣してから

息を引き取りました。

13:47でした。



昨日の朝、起きたときに横にベルがいて

いつもと同じようにこちらをじっと見てました。

頭をなでて声をかけてから、

いつものように胸の上に乗せて話をして

一緒に少し眠りました。


その時に、

ベルを守ってきたのは自分のつもりでいましたが、

ずっと見守られてきたのは私の方だったと思いました。


腎不全や、そこから来る尿毒症の最期は

脳に毒がまわるため壮絶だと聞きました。

先生からも念のためてんかんの発作のお薬をいただいていて、

最悪の場合安楽死の処置を考えると伺っていました。

もしベルがそうなったら、その状態を見るのが怖すぎて

ずっとずっと不安でしたが、

最期まで発作を起こすことなく眠るように亡くなれたのは

ベルのためにも、私のためにも

本当に救われました。

何より、もうベルが苦しまなくて良くなって

ホッとした気持ちもあります。


9ヶ月間、週に2〜3回の通院と注射・投薬・療法食と

本当にがんばりました。

先生は私のことも労ってくださいましたが、

ベルと一緒だったからこそがんばれたと思います。



毎日家で待っていてくれて、

帰宅すると玄関まで出迎えに来てくれ

料理のじゃまをして、ご飯が出来るのをテーブルの前でまってて

食事の時も常に膝の上にのってきて、

背中にカレーをこぼされても全然気がつかなかったベル。

お風呂も一緒に入って、朝は顔をなめて起こしにきてくれたベル。

朝起きて準備を始めても、もう1回一緒に寝ようと

お布団の上から離れなかったベル。


何をするにも一緒で、相当私の事好きなのか・・・と思ってたけど、

これは恐らく

ベルが私を気遣って一緒にいてくれたんですね。

一緒にいて、癒やしてあげようと思ってくれてたんですね。


本当に、男前で優しいよい子でした。


昨日の夕方の空にも、今日の空にも

よく見たらベルがいました。

写真、さがしてみてください。


ベルのために、ブルーを基調としてブーケを作ってもらって

今は部屋に飾っています。

明日、一緒に火葬に出します。


ベルは本当に色々な方々に愛されました。

なのでベルも愛を返してくれました。

信じられないほど楽しくて、幸せな1年半でした。


ありがとうベルちゃん。ありがとう。

今はベルへの感謝しかありません。


虹の橋のたもとまで送ってあげられたから

あとは渡るとみんな待ってるからね。

お父さんとお母さんと、ペコちゃんも待ってます。




ベルのふわふわもしっぽも、忘れないよ!

ベルのきままにおひるね日記

チンチラシルバーのベルライオンとの日々をつづります。 危機一髪のところを救われた、元保護猫さん。 腎不全・多発性嚢胞腎と病気をを抱えてますが、 自宅でのんびり療養しながら 自分のペースで気持ちよく暮らしていました。 2018年5月3日に永眠。お星様になりました。 インスタはこちら→https://www.instagram.com/bell_nomami/?hl=ja

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