1人でする、ネコへの皮下輸液

ひとりでやる皮下輸液の方法を

記したいと思います。

どうしても1人でやらないといけない状況の方は、

怖くてできないー!とならずに

参考になさってください。


あれ、参考になるかな・・・?




まずは、輸液セット。

以前は、注射器は3本でした。

ベルがお世話になってる病院では、注射器を使います。

他の病院では輸液を点滴のように吊り下げて

時間をかけて入れていくと伺いましたが、

それだと入れた量が正確に分かりにくいとのことで

注射器を使っているそうです。

じっとしてるネコの負担も減りますしね。

輸液は冷たいとダメだそうなので

レンジで10〜30秒ほど暖めます。


輸液を少し高いところに吊りさげて

注射器に針を付けます。




針を刺す前に針・輸液の差し口を消毒し、

注射器の空気を抜いてから輸液に刺して

注射器側を持って液を吸います。


ぐーっと、けっこう力が要ります。



必要量を吸えたら、注射器の針を気をつけながら抜いて

次は翼状針を付けます。

少し注射を押して、管の中の空気を抜きます。



肩胛骨の間〜下に15cm以内の

持ち上がる部分の皮膚と

針を消毒し、

指でつまんだ下の、三角でいうなら中心〜底辺の部分に

45度の角度で針を差し込みます。

(けっこう弾力があるので、勇気が要ります・・・)


私の足が写っててすみません。

通常は膝にのってくつろいでる時にしてました。

この部分は痛みを感じにくいので

意外とうまくいきます。


針が抜けないようチェックしながら

皮膚の下に輸液がタプンと入っているのを確認し、

注射器を強く押して入れて行きます。



難しいのは注射の交換時。

空気が入らないよう管を曲げながら

キュキュッと注射器をはずして

新しいものを差し込みます。

そして、もちろん針が抜けないよう注意です。

(管が長いので、以外と抜けにくいです)

ベルは、通常は60ccを3本入れてました。



「がんばったよ」


終わりました。

ベルはちょっと怒ってます。


2人でやるときは、

1人がネコちゃんの正面から肩のあたりを支えてすると

動きにくくていいですね。


そして、ポイントは

・最初に全行程を確認する

・消毒用コットンは常に近くに置いておく

・針に十分注意する

です。

もし抜けて失敗しても、また落ち着いてやり直せば

全然問題ないです。

慌てず、手早く。




「もうしたくない〜」

ベルのきままにおひるね日記

チンチラシルバーのベルライオンとの日々をつづります。 危機一髪のところを救われた、元保護猫さん。 腎不全・多発性嚢胞腎と病気をを抱えてますが、 自宅でのんびり療養しながら 自分のペースで気持ちよく暮らしていました。 2018年5月3日に永眠。お星様になりました。 インスタはこちら→https://www.instagram.com/bell_nomami/?hl=ja

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